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富士通『ESPRIMO WD2/A3』の実機レビューです。

『ESPRIMO WD2/A3』は、省スペースにも置けるスリム型デスクトップPC。

高い拡張性でパワフルに使えるモデルです。

実機レビューでは、外観などのデザインや、スペック、本体内部のチェックのほか、各種ベンチマークなどを行います。

ESPRIMO WD2/A3 と 24型ディスプレイ
(ディスプレイはオプションです)

【 目 次 】
外観について
スペックについて
インターフェース
本体内部
キーボード&マウス
ベンチマーク
搭載ソフトウェア
まとめ

<参考>
『ESPRIMO WD2/A3』は、富士通直販サイト「WEB MART」にラインナップしているカスタムメイドモデルです。

CPU、メモリ、ストレージ、光学ドライブなど、使い方に合わせたカスタマイズが可能です。

今回レビューを行う実機のスペックについては、「スペックについて」の章を参照してください。

 

外観について

『ESPRIMO WD2/A3』のカラーは落ち着いた雰囲気のある「ブラック」。フロントパネルにはヘアライン加工が施されており、上質なイメージを感じさせてくれます。

ESPRIMO WD2/A3 向かって斜め右側

フロントパネルのドットテクスチャー

前後左右から見てみます。

正面
正面側

背面側
背面側

本体正面に向かって左側
本体正面に向かって左側

本体正面に向かって右側
本体正面に向かって右側

本体上面側です。

本体上面側

本体底面側です。

本体底面側

本体底面には、同梱の「フット(設置台)」を取り付けることができます。

フット(設置台)

本体にフット取り付け

フットの突起を本体底面の穴に合わせてネジを締めるだけで取り付けられます。フットを取り付けることで安定性は格段にアップします。

また、『ESPRIMO WD2/A3』は横置きに設置することも可能です。(本体に向かって右側面 四隅にはゴム足がついています。)

横置き用のゴム足

本体は横置きも可能

本体の大きさのイメージです。比較対象はティシューボックスです。

本体の大きさイメージ(正面)

本体の大きさイメージ(サイド)

 

スペックについて

レビューに使用した実機『ESPRIMO WD2/A3』のスペックです。

OS Windows10 Home 64ビット版
CPU 第6世代インテル Core i7-6700 プロセッサー
メモリ 32GB(8GB×4) DDR4 SDRAM PC4-17000
ストレージ SSD 約1TB
光学ドライブ BDXL対応 Blu-ray Discドライブ(スーパーマルチドライブ機能対応)
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 745
ネットワーク 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠、Wakeup on LAN機能対応
ワイヤレス IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth 4.1準拠
本体サイズ(W×D×H) 縦置き時
■フット(設置台)を含まない場合:89×343×332mm
■フット(設置台)を含む場合:142×343×347mm
本体質量 約6.8kg

CPUやメモリなど、ハードウェアの詳細な情報をキャプチャーした結果は次のようになります。

CPU-Z(CPU)
CPU

CPU-Z(Caches)
キャッシュ

CPU-Z(MainBorad)
メインボード

CPU-Z(Memory)
メモリ

CPU-Z(Graphics)
グラフィックス(CPU内蔵)

第6世代インテル Core i7-6700 プロセッサーに、32GBメモリを搭載し、パワフルなスペック構成です。

最近、第7世代(KabyLake)のインテル Core プロセッサーを搭載したパソコンも登場していますが、第6世代(SkyLake)のインテル Core プロセッサーは Windows 10 向けに最適化された最初の CPU です。

また、グラフィックスには、専用グラフィックス「NVIDIA GeForce GTX 745」を搭載、写真や動画編集にくわえ、ゲームなど素早い動きの映像もパフォーマンスが期待できます。

 

インターフェース

『ESPRIMO WD2/A3』のインターフェースを見てみます。

正面側インターフェース

正面側には、「電源ボタン」、「ディスクアクセスランプ」、「USB3.0コネクタ」「マイク端子」、「ヘッドホン端子」が実装されています。

なお、電源ボタンには LEDが内蔵されており、電源オンするとランプが点灯します。

また、光学ドライブ(レビュー機は Blu-ray Discドライブ)は、Fujitsu ロゴが刻印されているフラップを開けることで DVDなどメディアの装着や取り出しが可能になります。

正面側フラップオープン

光学ドライブ

つぎに、背面側のインターフェースを見てみます。

背面側インターフェース

背面側に実装されているインターフェースは上記画像にもあるように、以下のインターフェースが実装されています。
・インレット(電源コネクター)
・アウトレット(出力用コンセント)
・メインスイッチ
・DVI-Dコネクタ
・DisplayPortコネクタ
・COMポート(RS-232C用シリアルポート)
・USB3.0コネクタ×4
・USB2.0コネクタ×2
・DisplayPortコネクタ
・LANコネクタ
・PS/2 コネクタ×2
・ラインアウト端子
・ラインイン端子
・DVI-Iコネクタ(※1)
・DisplayPortコネクタ×2(※1)
※1 NVIDIA GeForce GTX 745(オプション)実装時。

 

本体内部

『ESPRIMO WD2/A3』の本体内部を見てみます。

本体を開けるには、横置きにして背面側にある 1本のネジを外した後、本体カバーを前面側にスライドさせれば開けることことができます。ドライバー(ネジ回し)は必要ありません。

パネル背面側のネジを外す

パネルを前面側へスライドする

本体のゴム足がストッパーの役割を果たしてくれます。本体カバーを開ける際は、ゴム足がすべりにくい場所で作業されるのが良いと思います。

本体内部の全体イメージです。

本体内部の全体イメージ

CPU とメモリです。CPU の熱を放熱してくれるヒートシンクが印象的です。放熱効果はかなり高そうです。

CPU、メモリ

拡張スロットのエリアです。レビュー機には「NVIDIA GeForce GTX 745」が実装されています。空いている拡張スロットは「PCI Express x1」となります。

拡張スロットのエリア

空いている拡張スロットは「PCI Express x1」
上段が空きスロット「PCI Express x1」

ドライブ・ベイのエリアです。光学ドライブやストレージの実装スペースになります。

ドライブ・ベイのエリア

ドライブ・ベイは、下の写真のように赤い矢印の方向にロックを解除すると、ドライブ・ベイのユニットを開くことができます。

ドライブ・ベイ ユニットのロック解除

ドライブ・ベイ ユニットを開く

ドライブ・ベイ ユニットの正面側
ドライブ・ベイ ユニットの正面側

光学ドライブの下側にストレージが実装されています。ストレージのベイは黄緑色のレバーで取り外しが可能なようです。

 

キーボード&マウス

『ESPRIMO WD2/A3』に同梱されるキーボードとマウスは、標準構成ではUSB有線接続です。

まず、キーボードのレイアウトから見てみます。

キーボード全体(その1)

キーボード全体(その2)

キーボードには、傾斜を変えられる折りたたみ式のスタンドがついています。

折りたたみ式のスタンド

スタンドを立てたときのキーボードの傾斜です。

キーボードの傾斜

なお、スタンドをたたんでいるとき、キーボードはほぼ平らな状態になります。

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は 約19mm。

キーボード キーピッチ

キーピッチの測定は、便宜的にキートップの左端を基準にして測定しています。

キーボードに両手を置いたときのイメージです。感覚的にも ちょうど良い感じです。

キーボードに両手を置いたとき

キーストロークは深めで、シッカリとした打鍵感がありタイピングしやすいです。

キーストローク

続いて、マウス。

マウス

マウスは丸みのあって手のひらにフィットします。個人的には扱いやすいです。

マウスは手のひらにフィット

キーボードとマウスの全体的な使用感としては、扱いやすい印象です。

ただ、有線接続の場合、デスク上の物にケーブルが引っかかったりするので、個人的にはわずらわしさを感じるときがあります。

キーボードとマウスについては、ワイヤレスへのカスタマイズをおススメしたいところです。

参考までに、『ESPRIMO WD2/A3』でカスタマイズ可能なワイヤレスキーボードとマウスについてもチェックしてみます。

ワイヤレスキーボード&マウス

まずは、ワイヤレスキーボードのレイアウトから見てみます。

ワイヤレスキーボード全体(その1)

ワイヤレスキーボード全体(その2)

ワイヤレスキーボードは、キートップが独立したアイソレーションタイプのキーボードです。フレームには光沢感があります。

また、ワイヤレスキーボードにも、傾斜を変えられる折りたたみ式のスタンドがついています。

ワイヤレスキーボード 折りたたみ式のスタンド

スタンドを立てたときのキーボードの傾斜です。

ワイヤレスキーボードの傾斜

こちらも、スタンドをたたんでいるとき、キーボードはほぼ平らな状態になります。

キーピッチは 約19mm です。

ワイヤレスキーボード キーピッチ

キーボードに両手を置いたときのイメージです。

キーボードに両手を置いたとき

キーストロークは深めで、シッカリとした打鍵感があり、タイプするときのフィーリングも良い感じです。

キーストローク

続いて、ワイヤレスマウス。

ワイヤレスマウス

ワイヤレスマウスの形状

ワイヤレスマウスは丸みにくわえ、手のひら全体にフィットするような形状です。より良いフィット感が得られます。

マウスは手のひらにフィット

ワイヤレスキーボードとマウスは、タイピングのしやすさや 操作性の良さにくわえ、わずらわしいケーブルがなくデスク上にスッキリと置けるメリットを感じます。

なお、ワイヤレスキーボードとマウスを使うときは、同梱のレシーバーを USBポートに挿し込むだけで使えるようになります。

また、ワイヤレスキーボードとマウスの電源としては、キーボードが単4形乾電池2本、マウスが単3形乾電池1本を使用します。

ワイヤレスキーボードの電池

ワイヤレスマウスの電池

 

ベンチマーク

『ESPRIMO WD2/A3』の基本性能や、グラフィック性能、ストレージについての性能を測定します。

基本性能

Windowsに搭載されているシステム評価ツール「WinSATコマンド」によるパソコン性能の測定です。

WinSATコマンドによる測定

「WinSAT」による測定は、PCの性能を相対的に数値化して表現したもので、各項目の説明は次のとおりです。

CPUScore CPU のスコア
D3DScore ゲーム用グラフィックスのスコア
DiskScore プライマリハードディスクのスコア
GraphicsScore グラフィックスのスコア
MemoryScore メモリのスコア
TimeTaken 前回の評価(「MostRecentAssessment」は直近の評価を表します)
WinSATAssessmentState 評価の状態を表す値(1:評価済み、2:要再評価)
WinSPRLevel 基本スコア(SPR:System Performance Rating)

グラフィック性能

「3DMark」「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」、3つのベンチマークソフトを使ってグラフィック性能を測定します。

まず「3DMark」の測定結果です。

3DMark は、「ICE STORM」「CLOUD GATE」「SKY DIVER」「FIRE STRIKE」、4つのシーンの描画の滑らかさをもとにグラフィック性能を測定するソフトで、測定の前にはデモ映像が流されます。

スコアの高さは描画の快適性を表しています。

3DMark 測定結果

デモ映像を見た印象としては、「ICE STORM」「CLOUD GATE」「SKY DIVER」ともに、なめらかな描画です。「FIRE STRIKE」では、若干カクカクとした描画もありましたが我慢できるレベルでした。

次が、「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」の測定結果。

ドラクエベンチマーク(最高品質、解像度 1280×720)
最高品質、解像度 1280×720

ドラクエベンチマーク(最高品質、解像度 1920×1080)
最高品質、解像度 1920×1080

こちらは、フルHD解像度 1920×1080 の最高品質でも とても快適にプレイできる結果です。

さいごに、「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」の測定結果。

ファイナルファンタジー 標準品質(デスクトップPC)
標準品質(デスクトップPC)、解像度 1280×720

ファイナルファンタジー 高品質(デスクトップPC)
高品質(デスクトップPC)、解像度 1280×720

最高品質でも快適にプレイできる結果です。

3つのベンチマークソフトを使ったグラフィック性能の測定結果から、専用グラフィックス「NVIDIA GeForce GTX 745」(オプション)を搭載した『ESPRIMO WD2/A3』のグラフィック性能としては、かなり高いレベルの印象です。

CPU、メモリが高スペックであることが多少なりともスコアに関係しているとはいえ、比較的ヘビーなゲームでも快適にプレイできそうですし、写真や動画編集についても、高度な編集も快適なパフォーマンスが期待できます。

ストレージ

ストレージのベンチマークです。

レビュー機の『ESPRIMO WD2/A3』のストレージには、SAMSUNG製の SSD 1024.2GB(約 1TB)が搭載されています。

ストレージ情報

ストレージのデータ転送速度は次のようになります。

ストレージのデータ転送速度

SSD を搭載していると、データ転送速度の数値が示すとおり、Windows やアプリの起動も高速です。

 

搭載ソフトウェア

『ESPRIMO WD2/A3』に標準搭載されているソフトウェアは、Windows標準のソフトのほか、富士通オリジナルのサポートソフトやユーティリティーソフト、写真・動画編集ソフト、はがき作成ソフトなど、数多くのソフトウェアがインストールされています。

各種アプリケーション #1

各種アプリケーション #2

数多くのソフトウェアがインストールされているときに役立つソフトが「@メニュー」。「@メニュー」は、かなり便利なソフトで、使いたいソフトをかんたんにさがすことができます。

@メニュー

また、パソコンの使い方に困ったときに便利な「富士通アドバイザー」もインストールされています。

富士通アドバイザー

 

まとめ

『ESPRIMO WD2/A3』は、省スペースにも置けるスリム型デスクトップPCです。

スリムタイプながら、性能的にみても、今回のレビュー機はハイスペック構成のとおり、ゲームや、写真・動画の編集も快適に楽しめるパワーを兼ね備えている印象です。

操作性も良く、インターフェースも豊富ですし、高い拡張性も備えています。とくに、拡張する際に本体内部へのアクセスがラクにできるのは大きなアドバンテージです。

総括すると、『ESPRIMO WD2/A3』は、設置性・性能・操作性、そして拡張性にも優れたモデルといえます。

価格やカスタマイズなどの最新情報は、富士通の直販サイト「WEB MART」をチェックしてみてください。

 


富士通直販 WEB MART 公式サイト
⇒ 『ESPRIMO WD2/A3』 製品詳細
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