『HP ProBook 470 G5 Notebook PC』レビュー 快適性能を備えたスタイリッシュな 17.3型大画面ビジネスノートPC(前編)

 

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日本HP『HP ProBook 470 G5 Notebook PC』の実機レビュー 前編です。

17.3インチサイズの大画面ノートながらスタイリッシュなデザインのビジネスノートです。

性能レベルも高くビジネスシーンも快適に使うことができ、また HP Client Security の機能でセキュリティ対策を強化することもできます。

前編では、外観デザインや、スペック、ディスプレイ、キーボードなどのレビューを行います。

なお、性能レビューについては後編をご覧ください。

<関連記事>
⇒ HP 470 G7 レビュー
第10世代インテル Core プロセッサーと AMD Radeon 530 グラフィックスを搭載した最新モデルの実機レビューです。

HP ProBook 470 G5 Notebook PC 正面

【 目 次 】
(前編)
外観について
スペックについて
ディスプレイ
キーボード&タッチパッド
(後編)
ベンチマーク
サウンド チェック
Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測
搭載ソフトウェア
付属品
まとめ

レビュー内容については 2018年6月22日時点のものです。

<参考>
『HP ProBook 470 G5 Notebook PC』は、CPU、メモリ、ストレージなどのスペックにより、3つの基本構成がラインナップ。

■Core i3-7100U、4GBメモリ、500GB HDD、17.3型HDディスプレイ
■Core i5-8250U、4GBメモリ、500GB HDD、17.3型HDディスプレイ
■Core i7-8550U、8GBメモリ、1TB HDD、17.3型フルHDディスプレイ

今回レビューを行うのは「Core i5-8250U、4GBメモリ、500GB HDD、17.3型HDディスプレイ」モデルです。

レビュー機のスペック構成については「スペックについて」の章をご覧ください。

そのほかのモデルのスペック詳細については、日本HP直販サイト「HP Directplus」の製品ページでチェックできます。

⇒ 『HP ProBook 470 G5 Notebook PC』製品ページ
iconこの機種は法人向けですが、個人ユーザーや SOHO、フリーランスの方も購入できます。

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外観について

『HP ProBook 470 G5 Notebook PC』は17.3型の大画面ながらスッキリとしたスタイリッシュなデザインです。

HP ProBook 470 G5 Notebook PC 正面(向かって斜め左)

HP ProBook 470 G5 Notebook PC 背面側(その1)

HP ProBook 470 G5 Notebook PC 背面側(その2)

ボーディカラーのシルバーは明るめのカラーで、スタイリッシュ感をアップしてくれます。

天面を見てみます。

HP ProBook 470 G5 Notebook PC 天面(その1)

HP ProBook 470 G5 Notebook PC 天面(その2)

HP ProBook 470 G5 Notebook PC 天面(その3)

本体の素材は樹脂(プラスチック)製ですが、手で触れた感触はサラサラとして質感も良好です。指紋や皮脂の跡も目立ちにくいです。

ちなみに、アルミ削り出しのボディを採用しているのは高級機といわれるパソコンで、実際のところ多くのノートパソコンのボディにはプラスチック素材が採用されています。

プラスチック素材でもチープな感じはなく、シッカリとした作りで堅牢性も高そうです。

底面部をみてみます。

底面側(その1)

底面側(その2)

底面部の素材も樹脂製ですが、船底の形状で剛性もシッカリとしている印象です。

ゴム足は四隅実装されており、安定性は良好です。

底面側ゴム足
矢印の指すところがゴム足

また、底面部のカバーを開ければ、メモリスロットや 2.5インチHDD格納エリア、m.2スロットにアクセスできます。

底面部カバーのネジ
左の画像が大きいカバーを固定するネジ
右の画像が小さいカバーを固定するネジ
(大きいカバーを開けるとアクセスできます)

底面部カバーを開けたところ(全体)

メモリスロット

HDD、m.2スロット

自身でのメモリ増設、SSD換装もできそうです。

なお、メモリや SSD の仕様については「HP カスタマーサポート」のHP ProBook 470 G5 Notebook PC製品仕様に掲載されています。
※増設・交換は自己責任でお願いします。

次に、ヒンジをみてみます。

ヒンジ(外側・その1)

ヒンジ(外側・その2)

ヒンジ(内側)

なお、ヒンジのトルクは ほど良い感じで、天面の開け閉めもしやすく、タイピング中のディスプレイのグラつきもありません。

前後左右の側面からみてみます。

前面側
前面側

背面側
背面側

左側面
左側面

右側面
右側面

次に、インターフェース等を見てみます。

左側面です。

インターフェース(左側面)

①セキュリティ ロック ケーブル用スロット
②排気口
③USB 2.0 (Powered USB)
④コンボステレオヘッドフォン/マイクジャック
⑤SDカードリーダー

SDカードリーダーはプッシュロック式です。SD カードを挿入するときは押し込んでロックさせ、取り出すときはもう一度押し込むことでカードが飛び出す構造です。SDカードの出し入れも簡単です。

SDカードスロット
右側の画像が SDカードをシッカリ挿し込んだ状態

右側面です。

インターフェース(右側面)

⑥USB-C
⑦USB 3.1 Gen 1
⑧HDMI
⑨VGAポート
⑩LANポート
⑪電源コネクター

ビジネスシーンで必要十分なインターフェースが実装されています。

スピーカーは、キーボード奥に搭載されています。

スピーカー

電源ボタンは、キーボードの左奥にあります。(LED内蔵です)

電源ボタン

Webカメラとマイクです。

Webカメラとマイク

『HP ProBook 470 G5 Notebook PC』には指紋センサー(スライド式)も搭載されています。

指紋センサー

指紋認証登録しておけば、指先をセンサーにタッチするだけで わずらわしいパスワード入力をすることなく Windows にサインインできます。

指紋センサーでサインイン

指紋センサーの認証精度は良好です。

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較

ゴム足を含めた高さの実測値は、約 20(最薄部)~ 24(最厚部) mmです。

大画面サイズで 24 mm 程度なら、かなりの薄型といえるでしょう。

本体の大きさのイメージです。本体の上に B5版ノートを2冊並べて載せています。

本体の大きさイメージ

次に、本体や電源アダプターなどの重さを計測してみます。

本体の重さは 2,468g。電源アダプター、電源コードの重さは、それぞれ 228g、112g です。

本体の重さ

参考までに 15.6型ノートの質量は多くが 2kg 前後です。大画面ノートでも 2.5kg 程度ならオフィス内での移動もラクにできます。

なお、電源アダプターの最大出力は 約65W(19.5V, 3.33A)です。

電源アダプターの最大出力

省電力タイプの電源アダプターなので、その大きさは手のひらサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

 

スペックについて

レビューに使用した『HP ProBook 470 G5 Notebook PC』のスペックです。

OS Windows 10 Pro(64bit)
CPU インテル Core i5-8250Uプロセッサー
メモリ 4GB(4GB×1) SO-DIMM DDR4-2400
ストレージ 500GB HDD 7200rpm (SATA III、SMART機能対応、HP 3Dドライブガード対応)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 17.3インチワイド(16:9)HD+(1600×900ドット)TFTカラー(最大1677万色)、LEDバックライト
グラフィックス インテル HD Graphics 620(CPUに内蔵)、NVIDIA GeForce 930MX
LAN Realtek(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)
ワイヤレス インテル Dual Band Wireless-AC 8265 802.11 a/b/g/n/ac(アンテナ数:送信2、受信2)(Wi-Fi準拠)+ Bluetooth 4.2
Webカメラ 720p HD Webカメラ(静止画:92万画素、動画:92万画素、固定焦点レンズ)、内蔵ステレオマイク
本体サイズ(W×D×H) 約 414×276×22.5 mm(最厚部、突起部含まず)
質量 約2.5kg

CPUやメモリなど、ハードウェアの詳細な情報をキャプチャーした結果は次のようになります。

CPU-Z(CPU)
CPU

CPU-Z(Caches)
キャッシュ

CPU-Z(MainBoard)
メインボード

CPU-Z(Memory)
メモリ

CPU-Z(SPD #1)
メモリスロット #1

GPU-Z(Graphics CPU内蔵)
CPU内蔵グラフィックス

GPU-Z(Graphics 専用グラフィックス)
専用グラフィックス

レビュー機の CPU には、第8世代インテル Core i5-8250U プロセッサーが搭載されています。

この CPU は省電力タイプの「Uプロセッサ」ながら、4コア(クアッドコア)/ 8スレッド処理が可能なプロセッサーです。

前世代(第7世代)の省電力タイプのプロセッサーでは 2コア(デュアルコア)だったものが 2倍にアップ。性能レベルが単純に2倍にアップするわけではありませんが、インテルによると第7世代にくらべ 40%パフォーマンスがアップするそうです。

ビジネスシーンでもパワフルな性能が期待できます。

なお、レビュー機のスペックではメモリやストレージがチョット控えめなので、シーンによってはカスタマイズやアップグレードを検討したほうが良いかもしれません。

PROBOOK ロゴ

 

ディスプレイ

レビュー機のディスプレイは ノートPC としては大画面の 17.3型 HD+液晶(解像度 1600×900ドット)です。

高精細な点ではフルHD(解像度 1920×1080ドット)には及ばないものの描画される映像はキレイです。

ディスプレイに描画された映像(ハイビスカス)

ディスプレイに描画された映像(コスモス)

ディスプレイに描画された映像(花束)

参考までに、15.6型ノートPC と画面サイズを比較してみると、その大きさの違いが分かります。

画面サイズ比較

ディスプレイの映り込み具合を見てみます。

画面映り込み(電源オフ時)

画面映り込み(電源オン時 その1)

画面映り込み(電源オン時 その2)

非光沢液晶なので、映り込みはかなり軽減されているのが分かります。

次に、視野角を確認してみます。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から45度の角度
右側 ディスプレイ面から45度の角度

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から45度の角度
上側 ディスプレイ面から45度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向の視野角は広めですが、斜めから見るにしたがって白みが強くなっていきます。

垂直方向の視野角は狭く、少しの角度で白みが強くなります。

次が、ディスプレイを開くことができる最大角度。

ディスプレイを開くことのできる最大角度

次は、ディスプレイに表示される文字の大きさを確認してみます。

下の画像は、Microsoft Edge に『HP ProBook 470 G5 Notebook PC』の製品ページを表示したものです。

Microsoft Edge に表示される文字の大きさ

Microsoft Edge の拡大設定でのデフォルト値は 100%、Windows 設定のディスプレイに表示するテキストスケーリングの推奨値は 100% です。

テキストのスケーリング

テキストスケーリング 100% でも 17.3型の大画面ノートなら筆者のように小さい文字が苦手でもラクに見ることができます。

 

キーボード&タッチパッド

『HP ProBook 470 G5 Notebook PC』のキーボードのレイアウトです。

キーボード全体(真上)(クリックで拡大表示できます)

キーボード全体(左斜め)

キーボード全体(右斜め)

パームレストの素材はアルミニウム。フリントグレーのカラーにヘアライン加工が施されています。

パームレスト

パームレストを手で触れた感触はサラサラ、ひんやりとしています。指紋や皮脂の跡は、天面にくらべれば目立ちやすいですが、柔らかいクロスなどでかんたんにふき取ることができます。

キートップの形状は少しへこんでおり、指先のフィット感はまずまずの印象です。

キートップ

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は、実測で およそ 18.5mm。窮屈な感じはありません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キーストロークは少し浅い感じがあるもののシッカリとした打鍵感があります。

キーストローク

レイアウトに大きなクセもなく、全体的にはタイピングしやすいキーボードです。

ただ、テンキーとの仕切りには少しスペースがあったほうが良かったかもしれません。(確保できるスペースは充分にあるだけにチョット残念)

次がタッチパッド。

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプで、タッチパッドの大きさはちょうど良いサイズです。

タッチパッド(その1)

タッチパッド(その2)

いたって普通のタッチパッドですが、スベリや反応も良く全体的な扱いやすさも良好です。

タッチパッド(その3)

また、タイピングしているときに手のひらがタッチパッドに触れても、タップ操作にならないのは好印象です。

手のひらが触れることでタップ操作と認識されて、意図しないところにタイピングしてしまうこともないので気持ちよくタイピングできます。

レビュー前編は以上です。

後編では、『HP ProBook 470 G5 Notebook PC』の機能・性能についてレビューしています。

 

 

 


日本HP直販「HP Directplus」公式サイト
⇒ 『HP ProBook 470 G5 Notebook PC』製品ページ
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