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NEC『LAVIE Direct HZ』2017年春モデルの実機レビュー 後編です。

後編では、コストパフォーマンスモデル(Core i3 搭載)とハイスペックモデル(Core i7 搭載)それぞれのベンチマークのほか、起動・シャットダウン時間計測などのレビューを行います。

なお、コストパフォーマンスモデルとハイスペックモデルのスペック構成については「スペックについて」の章をご覧ください。

LAVIE Direct HZ 天板(2台)

※レビュー機は、NEC Direct からの貸出機です。

【 目 次 】
(前編)
外観デザイン
スペックについて
ディスプレイ
キーボード&タッチパッド
フェルトケース
(後編)
ベンチマーク
YAMAHA サウンド
Windows の起動・シャットダウン時間計測
搭載ソフトウェア
付属品
まとめ

※記事内容は 2017年4月24日時点のものになります。

 

ベンチマーク

パソコンの基本性能や、グラフィック性能、ストレージ、バッテリーについての性能を測定します。

基本性能

Windowsに搭載されているシステム評価ツール「WinSATコマンド」によるパソコン性能の測定です。
(上段:コストパフォーマンスモデル、下段:ハイスペックモデル)

WinSat スコア

「WinSAT」による測定は、PCの性能を相対的に数値化して表現したもので、各項目の説明は次のとおりです。

CPUScore CPU のスコア
D3DScore ゲーム用グラフィックスのスコア
ただし、従来のゲーム用グラフィックスのスコアのため Windows 10では計測対象外(9.9というスコアは無視)
DiskScore プライマリハードディスクのスコア
GraphicsScore グラフィックスのスコア
MemoryScore メモリのスコア
TimeTaken 前回の評価(「MostRecentAssessment」は直近の評価を表します)
WinSATAssessmentState 評価の状態を表す値(1:評価済み、2:要再評価)
WinSPRLevel 基本スコア(SPR:System Performance Rating)

グラフィック性能

「3DMark」「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」、3つのベンチマークソフトを使ってグラフィック性能を測定します。

まず「3DMark」の測定結果です。

3DMark は、「ICE STORM」「CLOUD GATE」「SKY DIVER」「FIRE STRIKE」、4つのシーンの描画の滑らかさをもとにグラフィック性能を測定するソフトです。

スコアの高さは描画の快適性を表しています。
(左側:コストパフォーマンスモデル、右側:ハイスペックモデル)

Win

測定前に流されるデモ映像を見たイメージとしては、次のような印象でした。

モデル コストパフォーマンス ハイスペック
IceStrom なめらか描画 なめらか描画
CloudGate なめらか描画 なめらか描画
SkyDiver なめらか描画。動きの速いシーンではチョットだけカクカクついた描画になりますがほとんど気にならないレベル。 なめらか描画。動きの速いシーンではチョットだけカクついた描画になりますが全然気にならないレベル。
FireStrike コマ送りで、動きの速いシーンでは紙芝居状態 コマ送りで、動きの速いシーンでは紙芝居状態

次が、「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」の測定結果。
(上段:コストパフォーマンスモデル、下段:ハイスペックモデル)

ドラクエベンチマーク(標準品質、解像度 1280×720)
標準品質、解像度 1280×720

ドラクエベンチマーク(最高品質、解像度 1280×720)
最高品質、解像度 1280×720

さいごに、「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」の測定結果。
(上段:コストパフォーマンスモデル、下段:ハイスペックモデル)

ファイナルファンタジー 高品質(ノートPC)
高品質(ノートPC)、解像度 1280×720

3つのベンチマークソフトを使ったグラフィック性能の測定結果から、『LAVIE Direct HZ』のグラフィック性能レベルを考察すると・・・

■コストパフォーマンスモデル
グラフィック性能レベルは、まずまずの印象。趣味としての写真・動画編集はもちろんのこと、ライトなゲームも快適に楽しめそうな性能レベルです。

■ハイスペックモデル
コストパフォーマンスモデルにくらべ、ワンランク上の性能レベルです。どちらのモデルも CPU内蔵グラフィックスですが、ハイスペックモデルに搭載されている CPU「Core i7」のパワーが優れている分、グラフィック性能レベルの差として表れています。

ハイスペックモデルのグラフィック性能レベルとしては、写真・動画編集、ライトなゲームはもちろんのこと、高度なグラフィック処理を伴わないゲームも快適なプレイが期待できそうです。

ストレージ

『LAVIE Direct HZ』2017年春モデルに搭載されているストレージのベンチマークです。

コストパフォーマンスモデルには SanDisk 製の SSD 256GB が搭載されています。初期構成の SSD 128GB からアップグレードしたストレージとなっています。

ストレージ情報(コストパフォーマンスモデル)
ストレージ情報(コストパフォーマンスモデル)

ハイスペックモデルには SAMSUNG 製の SSD 512GB が搭載されています。こちらも初期構成の SSD 128GB からアップグレードしたストレージです。

ストレージ情報(ハイスペックモデル)
ストレージ情報(ハイスペックモデル)

ストレージのドライブ構成は次のようになります。

ストレージのドライブ構成(コストパフォーマンスモデル)
ドライブ構成(コストパフォーマンスモデル)

ストレージのドライブ構成(ハイスペックモデル)
ドライブ構成(ハイスペックモデル)

ストレージのデータ転送速度です。

ストレージのデータ転送速度(コストパフォーマンスモデル)
ストレージ データ転送速度(コストパフォーマンスモデル)

ストレージのデータ転送速度(ハイスペックモデル)
ストレージ データ転送速度(ハイスペックモデル)

SSD が搭載されていると、データ転送速度も高速です。

とくに、ハイスペックモデルに搭載されている SSD はスコアが示す通り爆速です。

バッテリー

『LAVIE Direct HZ』2017年春モデルに搭載されているバッテリーの性能を測定してみます。

測定は、次の条件で周期的にバッテリーの残量を測定しバッテリー駆動時間を算出します。
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル

バッテリー残量グラフ

■コストパフォーマンスモデル(Core i3 搭載)

バッテリーの残量は大よその数字で 1時間当たり 22% くらいずつ減少し、バッテリーによる駆動は 4時間 7分経過後、Windows がバッテリー不足を検知し、パソコンはスリープ状態になりました。

■ハイスペックモデル(Core i7 搭載)

バッテリーの残量は大よその数字で 1時間当たり 17% くらいずつ減少し、バッテリーによる駆動は 5時間30分経過後、Windows がバッテリー不足を検知し、パソコンはスリープ状態になりました。

実際の使用にあたっては、測定環境や条件などによりバッテリーの駆動時間は変動しますので、参考値としてください。

 

YAMAHA サウンド

『LAVIE Direct HZ』2017年春モデルには、従来から定評のあるヤマハ AudioEngine が搭載されてます。

YAMAHA サウンド設定
YAMAHA サウンド設定

スピーカーから流れるサウンドは、こじんまりとしているものの、音質的にはクリアで質の高い印象です。

ヘッドホンで聞くと、音域が広がり音質もアップします。とくに低音域が強調されてサウンドに厚みが増します。

YAMAHA サウンド(HEAD PHONE設定)
YAMAHA サウンド(HEAD PHONE設定)

HEAD PHONEの設定で「ISP」を選択すると、前面から、たとえばコンサートホールのステージから音楽が流れてくるように錯覚してしまうほど、臨場感あふれるサウンドを楽しめます。

ちなみに、「On-Ear」や「In-Ear」は、高音質で迫力あるサウンドがヘッドホンからダイレクトに聞こえてくるイメージです。

なお、『LAVIE Direct HZ』2017年春モデルにも、ハイレゾ音源の再生に対応したオーディオプレーヤが搭載されています。

YAMAHA HiGrand Music Player
ヤマハ HiGrand Music Player

 

Windows の起動・シャットダウン時間計測

『LAVIE Direct HZ』2017年春モデルの Windows起動時間とシャットダウン時間は、次のとおりです。

■コストパフォーマンスモデル(Core i3 搭載)
・起動      : 13.1秒
・シャットダウン : 9.3秒

■ハイスペックモデル(Core i7 搭載)
・起動      : 11.1秒
・シャットダウン : 7.2秒

 

搭載ソフトウェア

『LAVIE Direct HZ』2017年春モデルに搭載されているソフトウェアは、Windows標準のソフトのほか、LAVIE オリジナルソフトや、ウィルス対策ソフト、データ引越しソフト、はがき作成ソフトなど、数多くのソフトウェアがインストールされています。

LAVIE オリジナルソフトには、パソコン活用情報や困ったときのサポート情報が見れる「LAVIEアシスト」、省電力設定やサウンド設定、スマートベゼルなどの基本設定ができる「LAVIEかんたん設定」など、数多くのアプリがインストールされています。

スタートメニュー(LAVIE オリジナルソフト)スタートメニュー(LAVIE オリジナルソフト)

LAVIEアシスト
LAVIEアシスト

LAVIEかんたん設定
LAVIEかんたん設定

これら数多くのアプリは、「LAVIEアプリナビ」を使うことで、目的・名前・キーワードから対象アプリの検索・起動をかんたんに行うことができます。

LAVIEアプリナビ
LAVIEアプリナビ

なお、ウィルス対策ソフトには「マカフィー リブセーフ」(使用期間60日限定版)、データ引越しソフトは「ファイナルパソコンデータ引越し for NEC」、はがき作成は「筆ぐるめ24」がインストールされています。

 

付属品

『LAVIE Direct HZ』2017年春モデルの本体ほか同梱品一式です。

『LAVIE Direct HZ』本体セット

ドキュメント類には、「セットアップマニュアル」「PC修理チェックシート」など、エントリーユーザーにも安心のドキュメントがシッカリ同梱されています。

『LAVIE Direct HZ』ドキュメント類
※オフィスソフトはオプションです。

なお、保証書は、梱包箱の内側に添付されています。

 

まとめ

『LAVIE Direct HZ』2017年春モデルは、最新CPU 第7世代インテル Core プロセッサーにくわえ、ベゼル(ディスプレイのフレーム枠)も薄くなった狭額縁デザインの超軽量 2in1モバイルノートPCです。

とくに、最新CPU の搭載により性能が進化しており、その進化した性能はベンチマークのスコアにも表れています。

軽快な動作で快適に使うことができ、描画される映像もキレイです。

また、狭額縁ベゼルの採用により搭載された「スマートベゼル」機能は、タブレットとして使うときには誤タップを軽減してくれて便利です。

キーボードは若干窮屈さを感じるもののタイピングには影響がなく、シッカリとした打鍵感でコンパクトなモバイルノートとしては扱いやすさを感じます。

総括すると、『LAVIE Direct HZ』2017年春モデルは、性能の進化とともに 2in1 モバイルノートとしての使い勝手も進化させたモデルといえます。

 


NEC直販「NEC Direct」公式サイト
⇒ 『LAVIE Direct HZ』2017年春モデル 製品詳細
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