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NEC『LAVIE Direct NM』2018年春モデルの実機レビュー 後編です。

後編は、各種ベンチマークによる性能レビューです。

LAVIE Direct NM 背面側(その3)

【 目 次 】
(前編)
外観について
スペックについて
ディスプレイ
キーボード&タッチパッド
(後編)
ベンチマーク
サウンド チェック
Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測
搭載ソフトウェア
付属品
まとめ

レビュー内容については 2018年3月24日時点のものです。

レビュー機のスペック構成については「スペックについて」の章をご覧ください。

 

ベンチマーク

『LAVIE Direct NM』の基本性能や総合的なパフォーマンスのほか、CPU、グラフィック、ストレージ、バッテリーの性能を測定します。

基本性能

Windowsに搭載されているシステム評価ツール「WinSATコマンド」と、パソコンの各性能レベルを客観的に評価する「PASS MARK PerformanceTest 9.0」を使用して、パソコンの基本性能を測定します。

WinSAT

WinSAT スコア

「WinSAT」による測定は、PCの性能を相対的に数値化して表現したもので、各項目の説明は次のとおりです。

CPUScore CPU のスコア
D3DScore ゲーム用グラフィックスのスコア
ただし、従来のゲーム用グラフィックスのスコアのため Windows 10では計測対象外(9.9というスコアは無視)
DiskScore プライマリハードディスクのスコア
GraphicsScore グラフィックスのスコア
MemoryScore メモリのスコア
TimeTaken 前回の評価(「MostRecentAssessment」は直近の評価を表します)
WinSATAssessmentState 評価の状態を表す値(1:評価済み、2:要再評価)
WinSPRLevel 基本スコア(SPR:System Performance Rating)

PASS MARK PerformanceTest 9.0

PASS MARK PerformanceTest 9.0 スコア(クリックで拡大表示できます)

「PASS MARK PerformanceTest 9.0」で計測されたスコアは、全世界のパソコンがアップロードしたスコアと比較、Percentile(パーセンタイル)の数値から自分のパソコンの性能レベルを客観的に把握することができます。

上記の測定結果を例にすると、トータル性能を示す「PassMark Rating」のスコア「1158.5」のパーセンタイルは「22nd Percentile」で、計測を行った他のパソコン 22% よりも上位のスコアという意味です。

別な言い方をすると、「PASS MARK PerformanceTest 9.0」で計測しスコアをアップロードした全世界のパソコンのなかで、上位のスコアから 78%(100% - 22%)に位置するスコアということです。

スコアランクは高くはありませんが、さまざまな性能レベルのパソコンのなかでのランクなので、モバイルノートとしてならまずまずの性能レベルといえます。

CPU性能

「CINEBENCH」を使って、CPU性能を測定します。

CINEBENCH 測定結果

レビュー機『LAVIE Direct NM』の CPU には第7世代 インテル Core i7-7Y75 プロセッサーが搭載されています。

インテル Core i7-7Y75 のスコアは一般的には 250前後ですが、今回のベンチマークでは今ひとつの結果となりました。(「CINEBENCH」を 2回実施しましたが、いずれも同様のスコアでした)

おそらく、本体内部の CPU などパーツの発熱による影響があるものと推察します。

実際に使っているときは軽快に動くだけに、スコアが伸び悩んだのは少し残念なところです。

グラフィック性能

「3DMark」「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」、4つのベンチマークソフトを使ってグラフィック性能を測定します。

まず「3DMark」の測定結果です。

「Ice Strom」「Cloud Gate」「Sky Diver」「Fire Strike」「Time Spy」、各シーンの描画の滑らかさをもとにグラフィック性能を測定します。

スコアの高さは描画の快適性を表しています。

3DMark

測定前に流されるデモ映像を見たイメージとしては、次のような印象でした。

Ice Strom なめらか描画
Cloud Gate おおむねなめらか描画。カクついたシーンもあったが問題ないレベル
Sky Diver カクついた描画だが、キリギリ我慢できるレベル
Fire Strike カクカクした描画(コマ送り描画)
Time Spy カクカクした描画(ほぼ紙芝居)

次が、「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」の測定結果。

ドラクエベンチマーク(低品質、解像度 1280×720)
低品質、解像度 1280×720

ドラクエベンチマーク(標準品質、解像度 1280×720)
標準品質、解像度 1280×720

「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」の測定結果。

ファイナルファンタジー 標準品質(ノートPC)
標準品質(ノートPC)、解像度 1280×720、DirectX 11

さいごに、「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」の測定結果。

ファイナルファンタジー 紅蓮のリベレーター 標準品質(ノートPC)
標準品質(ノートPC)、解像度 1280×720、DirectX 11

4つのベンチマークソフトを使ったグラフィック性能の測定結果をみると、『LAVIE Direct NM』のグラフィック性能レベルはそれなりです。

ゲームなど高度なグラフィック処理には不向きなものの、動画視聴やチャットなどは気軽に楽しめる性能は備えています。

ストレージ

ストレージのベンチマークです。

ストレージは SAMSUNG製の SSD で、容量は 512GB、接続規格 M.2 (Type2280) / インターフェイス PCIe / 転送モード NVMe です。

ストレージ情報
ストレージ情報

ドライブ構成は次のようになります。

ストレージのドライブ構成ストレージのドライブ構成
(クリックで拡大表示できます)

SSD のデータ転送速度です。

データ転送速度
データ転送速度

SSD が搭載されていると、数字が示す通り Windows や アプリの起動も高速です。

とくに、レビュー機の『LAVIE Direct NM』に搭載されている SSD は、対応規格 PCIe / 転送モード NVMe なので、Windows やアプリの起動などストレージへのアクセスは、体感的にも爆速です。

ちなみに、NVMe の SSD は SATA接続の SSD よりも 高速なデータアクセスが可能なので、Windows や アプリもより高速に起動できるメリットがあります。

総合的なパフォーマンス

「PCMark 8」を使用して、PCのアプリケーション実行における総合的なパフォーマンスを測定します。

Home Test

家庭での利用を想定したテストです。
(テスト結果はクリックで拡大表示できます)

PCMark 8 Home Test スコア

PCMark 8 Home Test スコア比較OpenCL対応の Accelerated にて測定

Creative Test

クリエイティブな利用を想定したテストです。
(テスト結果はクリックで拡大表示できます)

PCMark 8 Creative Test スコア

PCMark 8 Creative Test スコア比較OpenCL対応の Accelerated にて測定

総合的なパフォーマンスとしては、スコアを見る限り、一般的なノートパソコンには及ばないものの、モバイルノートとしてなら、そこそこのパフォーマンスが期待できるレベルです。

動作音・動作熱

動作音については、ファンレスなだけに負荷のかかる処理中でも静かです。無音状態です。

動作熱については、負荷のかかる処理中、キーボードの奥(ヒンジ近く)は多少の温かさを感じます。

キーボードのスキマからも少しだけ本体内部の熱を感じますが、パームレストには本体内部の熱の影響はなく、不快な感じはありません。

バッテリー

『LAVIE Direct NM』に搭載されているバッテリーの性能(駆動時間と充電時間)を測定します。

■駆動時間
バッテリーでの駆動は、次の条件でバッテリーによる駆動時間を計測します。
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル

■充電時間
バッテリー充電時間の計測は以下の条件で行います。
・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態
・電源アダプターを接続し Windows を起動
・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態
※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のようになります。

バッテリー残量グラフ

バッテリーの残量は、大よその数字で 1時間当たり 13% ~ 14% 程度減少しています。

バッテリーによる駆動は 6時間50分経過後、Windows がバッテリー不足を検知し、パソコンは休止状態になりました。

バッテリーを多く消費する条件でもバッテリー駆動時間が 7時間近く持続できることは、モバイルノートとしてまずまずの性能といえるでしょう。

ディスプレイの明るさや音量を適度に設定するなど節電モードでの使用ならバッテリー駆動時間はもっと長くなるはずです。

バッテリー充電については、50%まで充電するのに 1時間、充電完了までの所要時間は 2時間30分でした。

実際の使用にあたっては、環境や条件などによりバッテリーの駆動時間は変動するので、参考値としてください。

 

サウンド チェック

『LAVIE Direct NM』には、ヤマハ AudioEngine が搭載されています。

コンパクトなモバイルノートながら、高音質なサウンドを再生できます。

実際にサウンドを聴いてみた印象です。

■スピーカー
・コンパクトなモバイルノートでも意外と高音質。
・低音域から高音域まで広い音域をバランスよく再現している印象。
・ボリュームを最大にするとサウンドによっては音割れするときもあり。

■ヘッドフォン
・低音域から高音域まで広い音域をバランスよく再現している。
・音域のバランスはスピーカーと同じような印象。
・外部の音を遮断しているので、より高音質なサウンドを楽しめる。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動時間、再起動時間、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間

感覚的にも「早い」です。

 

搭載ソフトウェア

『LAVIE Direct NM』に搭載されている主なソフトウェアです。(クリックで拡大表示できます)
※Excel、Wordなどのオフィスソフトはオプションです。

スタートメニュー(その1)

スタートメニュー(その2)

Windows標準のソフトのほか、LAVIE オリジナルソフト、ウィルス対策ソフト(ウイルスバスター クラウド 90日限定版)などのソフトウェアがインストールされています。

LAVIE オリジナルソフトとしては、初回の設定を簡単にできる「はじめの設定」のほか、省電力の設定や サウンド環境を最適化できる「LAVIEかんたん設定」などがインストールされています。

はじめの設定はじめの設定

LAVIEかんたん設定LAVIEかんたん設定

めんどうな設定もメニューからかんたんに行えます。

 

付属品

『LAVIE Direct NM』には、本体のほか電源アダプター、電源コード、マニュアル類が同梱されています。

『LAVIE Direct NM』本体セット

なお、Microsoft Office はオプションとなりますが、オフィスを使うなら追加しておいた方が良いでしょう。

 

まとめ

以上、『LAVIE Direct NM』2018年春モデルのレビュー記事をお届けしました。

『LAVIE Direct NM』は、モバイルノートとして快適に使える性能を備えています。

ベンチマークでは、一部今ひとつのスコアもありましたが、実際の使用感としては、Windows やアプリの起動も早く、動きも軽快、使いやすさの点でも満足できる内容です。

スタイリッシュなデザインにくわえコンパクトで軽いボディは、モバイルノートとして大きなアドバンテージです。

性能レベルや持ち歩きのしやすさ、使用感の良さなど、モバイルノートとしてのトータルバランスにも優れており、学生さんやビジネスマンにもおススメできるモデルです。

なお、ラインアップしているモデルのスペックや価格、カスタマイズなどの最新情報については NEC Direct でチェックできます。

 


NEC直販「NEC Direct」公式サイト
⇒ 『LAVIE Direct NM』製品ページ

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LAVIE Direct NM 正面(その3)

 

 

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