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富士通『LIFEBOOK WS1/B1』の実機レビュー 前編です。

『LIFEBOOK WS1/B1』は、最新CPU 第7世代インテル Core プロセッサーに、高速データ転送の DDR4 メモリを搭載した、快適パフォーマンスの 13.3型モバイルノートPCです。

着脱式のモバイル・マルチベイ構造で、光学ドライブや増設用内蔵バッテリユニット、増設用内蔵ハードディスクユニットが装着でき、性能にくわえ、使いやすさと携帯性も兼ね備えています。

前編では、外観などのデザインや、スペック、ディスプレイ、キーボードについてのレビューを行います。

LIFEBOOK WS1/B1 正面

【 目 次 】
(前編)
外観チェック
モバイル・マルチベイ
質量計測
レビュー機のスペック
ディスプレイ
キーボード&タッチパッド
(後編)
ベンチマーク
Windows の起動・シャットダウン時間計測(動画に収録)
搭載ソフトウェア
まとめ

<参考>
『LIFEBOOK WS1/B1』は、富士通直販サイト「WEB MART」にラインナップしているカスタムメイドモデルです。

CPU、メモリ、ストレージ、光学ドライブなど、使い方に合わせたカスタマイズが可能です。

本体カラーは、「スパークリングブラック(ブラック&シルバー キーボード)」または「アーバンホワイト(ホワイト&シルバー キーボード)」から選ぶことができ、レビュー機のカラーは「スパークリングブラック」です。

なお、レビュー機のスペックについては、「レビュー機のスペック」の章を参照してください。

 

外観チェック

『LIFEBOOK WS1/B1』の天板には、マグネシウム合金が使われており、質感の高さと堅牢性を感じさせてくれます。

LIFEBOOK WS1/B1 トップカバー(その1)

LIFEBOOK WS1/B1 背面側

キーボード面のエッジにはダイヤモンドカットのデザインが施されており、上質な印象も感じさせてくれます。

キーボード面のエッジに施されたダイヤモンドカット

底面部をみてみます。底面部にもマグネシウム合金が採用されています。

底面部

底面部は段差があり、適度な傾斜でタイピングしやすい構造です。

底面部は段差がある構造

次に、ヒンジをみてみます。

ヒンジはシッカリしており、グラつきはないです。

ヒンジ(外側・拡大)

ヒンジ(外側・全体)

ヒンジ(内側・拡大)

前後左右の側面からみてみます。

前面側
前面側

背面側
背面側

左側面
左側面

右側面
右側面

次に、インターフェースを見てみます。

左側面には、「DC-INコネクタ」、「LANコネクタ」、「外部ディスプレイコネクタ」、「HDMI出力端子」、「USB3.0コネクタ(電源オフUSB 充電機能対応)」、「マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子」が実装されています。

インターフェース(左側面)

外部ディスプレイコネクタと HDMI出力端子は隣接しており、コネクタの形状によっては同時に接続できないことがあるのでチェックが必要です。

右側面は、「USB3.0コネクタ」×2、「モバイル・マルチベイ」、「盗難防止用ロック取り付け穴」が実装されています。

インターフェース(右側面)

モバイル・マルチベイには、標準搭載の DVD スーパーマルチドライブのほか、オプションとして、BDXL対応 Blu-ray Discドライブ、増設用内蔵バッテリユニット、増設用内蔵ハードディスクユニット(約500GB)が取り付け可能です。(上記写真は DVD スーパーマルチドライブ)

DVDスーパーマルチドライブ
DVDスーパーマルチドライブを開いたときのイメージ

前面側には、「スピーカー」「ダイレクト・メモリースロット(SDカードスロット)」が実装されています。

インターフェース(前面側)

ダイレクト・メモリースロットはプッシュロック式です。SDカードを挿入するときは押し込んでロックさせ、取り出すときはもう一度押し込むことでカードが飛び出す構造です。

SDカードスロット

指紋センサーも搭載されています。

指紋センサー

Windows Hellow で認証情報を設定すれば、パスワードの代わりに指紋認証でサインインができます。

指紋センサーでサインイン

電源ボタンは、キーボード面の右上にあります。電源 LED 内蔵です。

電源ボタン

電源ボタン左隣りと前面右側には、状態表示 LED が実装されています。状態表示 LED の名称は次のとおりです。

状態 LED (電源ボタン左隣)
(1) Num Lock ランプ
(2) Caps Lock ランプ
(3) Scroll Lock ランプ
(4) Wi-Fi 通信ランプ
(5) ECO ランプ

状態 LED (前面右側)
(6) 電源ランプ
(7) 内蔵バッテリパック充電ランプ
(8) 内蔵バッテリパック残量ランプ
(9) 増設用内蔵バッテリユニット残量ランプ
(10) ディスクアクセスランプ

Webカメラと内蔵マイクです。

Webカメラと内蔵マイク

次に、本体を閉じたときの高さを実測してみます。

本体の高さ

実測値は 約 22~29(最厚部) mm。

13インチサイズのモバイルノートとしては薄型とは言えませんが、実際に持ったときの感覚として、それほど厚みは感じせん。

本体の大きさのイメージです。本体の上には A4サイズのコピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ

 

モバイル・マルチベイ

『LIFEBOOK WS1/B1』は、着脱式のモバイル・マルチベイ構造です。

モバイル・マルチベイには、標準搭載の DVD スーパーマルチドライブのほか、オプションとして、BDXL対応 Blu-ray Discドライブ、増設用内蔵バッテリユニット、増設用内蔵ハードディスクユニットを装着することができます。

スーパーマルチドライブ
DVD スーパーマルチドライブユニット

増設用内蔵バッテリユニット
増設用内蔵バッテリユニット

モバイル・マルチベイは、ベイユニットを取り外し軽量化することで、モバイル性を高めることもできます。

ただし、ベイユニットを取り外したときは、モバイル・マルチベイ用カバーの装着が必須です。(故障の原因になるそうです)

モバイル・マルチベイ用カバー
モバイル・マルチベイ用カバー

モバイル・マルチベイユニットの着脱はかんたんです。

着脱は本体を裏返して行います。天板にキズが付かないよう、やわらかい布などを強いて作業することをおススメします。

取り外すときは「モバイル・マルチベイロック」を解除側にスライドし、ロックを解除したまま、ベイユニットを引き出します。

モバイル・マルチベイユニットの取り外し

モバイル・マルチベイユニットを装着するときは、「モバイル・マルチベイロック」を解除側にスライドし、ロックを解除したまま、ベイユニットを挿入し、突き当たるまで、しっかり押し込みます。

詳細は、取扱説明書にも記載されています。

 

質量計測

『LIFEBOOK WS1/B1』は、モバイル・マルチベイを採用したモバイルノートです。

モバイル・マルチベイに装着するユニットにより質量が変動します。

本体に内蔵バッテリパック 4セル、または内蔵バッテリパック(L) 6セルを装着したときの質量にくわえ、DVD スーパーマルチドライブ、増設用内蔵バッテリユニットなどを装着したときの質量など、いくつかのパターンで重さを実測してみます。

まず、本体ほか、各ユニットの質量です。

各ユニットの質量

本体のみ 905g
スーパーマルチドライブユニット 114g
内蔵バッテリパック 4セル 235g
内蔵バッテリパック(L) 6セル 322g
増設用内蔵バッテリユニット 215g
モバイル・マルチベイ用カバー 14g

※「本体のみ」は、内蔵バッテリー未装着、モバイル・マルチベイ未装着の質量。

本体に、上記ユニットを組み合わせて装着したときの質量の実測値は次のようになりました。

各ユニット装着時の質量

※本体と各ユニットの質量の合計値と 1g 程度の誤差があります。

超軽量ではありませんが、いずれのパターンでも外出するときの持ち歩きはラクにできそうです。

電源アダプタと電源コートの質量は、183g と 50g です。

電源アダプタと電源コートの質量

なお、電源アダプターの大きさは手のひらサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

 

レビュー機のスペック

レビューに使用した『LIFEBOOK WS1/B1』のスペックです。

OS Windows10 Home 64ビット版
CPU インテル Core i5-7200U プロセッサー
メモリ 12GB (オンボード4GB+8GB) [デュアルチャネル対応]、DDR4 SDRAM PC4-17000
ストレージ 約256GB SSD
光学ドライブ スーパーマルチドライブ(DVD±R DL(2層)書き込み対応)
ディスプレイ 13.3型ワイド LEDバックライト付高輝度・高色純度・広視野角TFTカラーLCD(フルHD タッチ非対応 ノングレア液晶)
グラフィックス Intel HD Graphics 620(CPUに内蔵)
LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠、Wakeup on LAN機能対応
ワイヤレス IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth v4.1準拠
Webカメラ HD Webカメラ内蔵(有効画素数 約92万画素)、デジタル(ステレオ)マイク内蔵

CPUやメモリなど、ハードウェアの詳細な情報をキャプチャーした結果は次のようになります。

CPU-Z(CPU)
CPU

搭載している CPU は「インテル Core i5-7200U プロセッサー」です。(ハードウェアキャプチャーソフト「CPU-Z」の誤認識です)

CPU-Z(Caches)
キャッシュ

CPU-Z(MainBoard)
メインボード

CPU-Z(Memory)
メモリ

CPU-Z(Graphics)
グラフィックス(CPU内蔵)

CPU には、最新の第7世代インテル Core i5-7200U プロセッサーを搭載しています。

第7世代インテル Core プロセッサー(開発コード:Kaby Lake カビーレイク)は、ビデオエンジンに改良がくわえられており、5年前のPCと比較すると、一般的な処理は1.7倍速く、4K動画の編集と共有処理で 8.6倍高速化し、HD画質でゲームをプレイする場合も 3倍も高速なパフォーマンスを実現しています。

おもに画像処理系が進化しているので、映像の描画も より快適なパフォーマンスが期待できます。

また、メモリは、高速データ転送の DDR4 を搭載しています。

「DDR4」は、メモリへのデータ転送速度が さらに高速になっており、写真や動画の編集ソフトのようにメモリをたくさん使用するようなソフトを使うときに、その効果が期待できます。

メモリは、オンボードメモリとして 4GB を標準搭載。

オプションで、4GB または 8GB のメモリカード 1枚だけ増設可能です。

増設用メモリカードスロット
増設用のメモリスロットは 本体底面 中央部にあります

 

ディスプレイ

『LIFEBOOK WS1/B1』レビュー機のディスプレイは 13.3インチサイズで、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)、非光沢液晶です。

画面解像度
画面解像度

写真の描画もキレイです。

ディスプレイに描画された映像

ディスプレイの映り込み具合を見てみます。

画面映り込み(電源オフ時)

画面映り込み(電源オン時)

非光沢液晶なので、映り込みはほとんど気になりません。

次に、視野角を確認してみます。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から45度の角度
右側 ディスプレイ面から45度の角度

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から45度の角度
上側 ディスプレイ面から45度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

視野角は広いです。

次が、ディスプレイを開くことができる最大角度。

ディスプレイを開くことのできる最大角度

次は、ディスプレイに表示される文字の大きさを確認してみます。

インターネットエクスプローラーに表示される文字の大きさはこんな感じ。
LIFEBOOK SHシリーズ(『LIFEBOOK WS1/B1』がラインナップするシリーズ)の公式ページを表示したものです。

インターネットエクスプローラーに表示される文字の大きさ

ディスプレイの左下にある「FUJITSU」のロゴの大きさと比較してみればわかると思いますが、小さな文字が苦手な管理人でもラクに読める大きさです。

なお、Windows の設定では、ディスプレイに表示するテキストのスケーリングは 150% が推奨値となっていました。

Windows の設定でディスプレイに表示するテキストのサイズ

 

キーボード&タッチパッド

『LIFEBOOK WS1/B1』のキーボードのレイアウトです。

キーボード全体(真上)

キーボード全体(右斜め)

キーボード全体(左斜め)

パームレストは、明るいイメージのシルバー。上質なイメージで手のひらを置いているときもサラリとした感じです。使っていても熱を感じません。

パームレストは上質でサラリとした質感

キーストロークも適度で、打鍵感もシッカリとしています。

キーストローク

キートップは、わずかにザラザラとした加工が施されており滑りにくくなっています。指先のフィット感も良いです。

キートップ

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は およそ19mm。デスクトップPC のキーボードと同等のピッチです。

キーピッチはフルサイズ

キーピッチの測定は、便宜的にキートップの左端を基準にして測定しています。

キーボードに両手を置いたときのイメージです。感覚的にも ちょうど良い感じです。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

『LIFEBOOK WS1/B1』のキーボードは、指の力に合わせてキーの重さを2段階に調整されているためか、タイピングしているときの感触も良いです。

キーボードの全体的な印象としては、コンパクトなモバイルノートながら、キーピッチも広く適度なキーストロークでタイピングもしやすく、またカーソルキー(矢印キー)もゆとりのレイアウトで扱いやすさを感じました。

次がタッチパッド。

タッチパッドはクリックボタンが独立したタイプ。大きさは、狭くもなく、ちょうど良いサイズです。

ちょうど良い大きさのタッチパッド

スベリも良く、タップやクリックの反応も良い、扱いやすいタッチパッドです。

後編では、『LIFEBOOK WS1/B1』の機能・性能についてレビューしています。

 

 

 


富士通直販 WEB MART 公式サイト
⇒ 『LIFEBOOK WS1/B1』 製品詳細
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