富士通『LIFEBOOK WS1/B1』実機レビュー 性能&携帯性を重視した13.3型モバイルノートPC(後編)

 

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富士通『LIFEBOOK WS1/B1』の実機レビュー 後編です。

『LIFEBOOK WS1/B1』は、最新CPU 第7世代インテル Core プロセッサーと高速データ転送の DDR4 メモリを搭載した高い性能の 13.3型モバイルノートPCです。

着脱式のモバイル・マルチベイ構造の採用により、携帯性も兼ね備えたモデルです。

後編では、ベンチマーク、Windows 起動・シャットダウン時間計測などのレビューを行います。

なお、レビュー機のスペックについては、「レビュー機のスペック」の章を参照してください。

LIFEBOOK WS1/B1 背面側

【 目 次 】
(前編)
外観チェック
モバイル・マルチベイ
質量計測
レビュー機のスペック
ディスプレイ
キーボード&タッチパッド
(後編)
ベンチマーク
Windows の起動・シャットダウン時間計測(動画に収録)
搭載ソフトウェア
まとめ

 

ベンチマーク

パソコンの基本性能や、グラフィック性能、ストレージ、バッテリーについての性能を測定します。

基本性能

Windowsに搭載されているシステム評価ツール「WinSATコマンド」によるパソコン性能の測定です。

WinSat スコア

「WinSAT」による測定は、PCの性能を相対的に数値化して表現したもので、各項目の説明は次のとおりです。

CPUScore CPU のスコア
D3DScore ゲーム用グラフィックスのスコア
DiskScore プライマリハードディスクのスコア
GraphicsScore グラフィックスのスコア
MemoryScore メモリのスコア
TimeTaken 前回の評価(「MostRecentAssessment」は直近の評価を表します)
WinSATAssessmentState 評価の状態を表す値(1:評価済み、2:要再評価)
WinSPRLevel 基本スコア(SPR:System Performance Rating)

グラフィック性能

「3DMark」「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」、3つのベンチマークソフトを使ってグラフィック性能を測定します。

まず「3DMark」での測定です。

3DMark では「Ice Storm」「Cloud Gate」「Sky Diver」「Fire Strike」、各シーンの描画の滑らかさをもとにグラフィック性能を測定します。

スコアの高さは描画の快適性を表しています。

Win

なお、測定前に流されるデモ映像を見たイメージは以下のようになります。(主観的イメージです)

Ice Strom なめらか描画
Cloud Gate なめらか描画
Sky Diver 動きの速いシーンでは少しだけカクカクとするが全然気にならないレベル
Fire Strike カクカクとした描画で、動きの速いシーンではコマ送り状態

次が、「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」の測定結果。

ドラクエベンチマーク(標準品質、解像度 1280×720)
標準品質、解像度 1280×720

ドラクエベンチマーク(最高品質、解像度 1280×720)
最高品質、解像度 1280×720

さいごに、「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」の測定結果。

ファイナルファンタジー 高品質(ノートPC)
高品質(ノートPC)、解像度 1280×720

ファイナルファンタジー 最高品質(ノートPC)
最高品質(ノートPC)、解像度 1280×720

3つのベンチマークソフトでグラフィック性能を測定した結果から、『LIFEBOOK WS1/B1』のグラフィック性能は、CPU 内蔵のグラフィックスながら 高いレベルの印象です。

レビュー機に搭載された CPU、メモリ、ストレージなど、個々のパーツの性能がシステム全体としてのグラフィックのパフォーマンス・アップにつながっているものと思われます。

ヘビーなゲームでは快適性が低減するものの、ある程度ヘビーなゲームや、写真・動画編集も快適に楽しめそうです。

ストレージ

ストレージのベンチマークです。

レビュー機の『LIFEBOOK WS1/B1』に搭載されているストレージは、SAMSUNG製の SSD で、容量は 256GB です。

ストレージ情報

ストレージのデータ転送速度です。

ストレージのデータ転送速度

SSD が搭載されていると、数字が示す通り Windows や アプリの起動も高速です。

バッテリー

『LIFEBOOK WS1/B1』のバッテリーの性能を測定してみます。

『LIFEBOOK WS1/B1』は、標準添付の「内蔵バッテリパック 4セル」のほか、オプションで 内蔵バッテリパック(L) 6セル、増設用内蔵バッテリユニットを搭載することができます。

レビューでは、以下のパターンでバッテリー性能を測定します。

■内蔵バッテリパック 4セル
 (容量:51Wh)

■内蔵バッテリパック(L) 6セル
 (容量:77Wh)

■内蔵バッテリパック 4セル+増設用内蔵バッテリユニット
 (容量:51Wh+28Wh)

測定は、次の条件で周期的にバッテリーの残量を測定しバッテリー駆動時間を算出します。
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル

まず、内蔵バッテリパック 4セル と 内蔵バッテリパック(L) 6セル、それぞれのバッテリーの駆動時間です。

バッテリー残量グラフ(内蔵バッテリパックの比較)
内蔵バッテリパックの比較

バッテリーによる駆動時間は、内蔵バッテリパック 4セルでは 4時間23分、内蔵バッテリパック(L) 6セルでは 7時間30分です。それぞれにおいて、Windows がバッテリー不足を検知し、パソコンはスリープ状態になりました。

次が、内蔵バッテリパック 4セル+増設用内蔵バッテリユニットを実装したときのバッテリーの駆動時間です。

バッテリー残量グラフ(内蔵バッテリパック 4セル+増設用内蔵バッテリユニット)
内蔵バッテリパック 4セル+増設用内蔵バッテリユニット

バッテリーによる駆動は、最初に増設用内蔵バッテリユニットが使用され、2時間44分後に内蔵バッテリパック 4セルに切り替わります。

内蔵バッテリパック 4セル+増設用内蔵バッテリユニットを実装したときのバッテリー駆動時間は 6時間49分です。こちらも Windows がバッテリー不足を検知し、パソコンはスリープ状態になりました。

バッテリーを消費するような条件での測定結果ですが、実際の使用にあたっては、測定環境や条件などによりバッテリーの駆動時間は変動します。あくまでも参考値としてください。

 

Windows 起動・シャットダウン時間計測(動画に収録)

『LIFEBOOK WS1/B1』の Windows起動時間とシャットダウン時間は、次のとおりです。

・起動      : 9.7秒
・シャットダウン : 6.8秒

Windowsの起動とシャットダウンの様子を動画に収録しました。
起動・シャットダウン時間を感覚でイメージできるので参考にどうぞ!

 

搭載ソフトウェア

『LIFEBOOK WS1/B1』に標準搭載されているソフトウェアは、Windows標準のソフトのほか、富士通オリジナルのサポートソフトやユーティリティーソフト、写真・動画編集ソフト、はがき作成ソフトなど、数多くのソフトウェアがインストールされています。

スタートメニュー(その1)

スタートメニュー(その1)

ソフトウェアがたくさんインストールされているときに役立つソフトが「@メニュー」です。「@メニュー」は、使いたいソフトをかんたんにさがすことができる便利なソフトです。

スタートメニュー(その1)

パソコンの使い方に困ったときに便利な「富士通アドバイザー」もインストールされています。

富士通アドバイザー

また、サウンド・チューニングソフト「Waves MaxxAudio」もインストールされています。

Waves MaxxAudio

WaveMaxxAudio サウンドをスピーカーで聞いたときの印象は、音質としてはグッドです。ただ、全体的にこじんまりとしているので、音量を最大にしたときは、サウンドによっては音割れが気になるときもあるかもしれません。

より高音質なサウンドを楽しむなら、ヘッドホンがおススメです。ヘッドホンで聞くと、かなりの高音質サウンドが楽しめます。

低音域から高音域まで、広い音域で高音質で迫力のあるサウンドを聞くことができます。ヘッドホンにもよりますが、通常のヘッドホンなら充分楽しめると思います。

ちなみに、『LIFEBOOK WS1/B1』は、ハイレゾの音源に対応するヘッドホン端子が搭載されています。

ハイレゾ対応のヘッドホンをつないでハイレゾ音源を再生すれば、より高音質なサウンドを楽しむことができます。

 

まとめ

『LIFEBOOK WS1/B1』は、レベルの高い性能と携帯性に優れたモバイルノートです。

とくに、モバイル・マルチベイ構造は持ち歩きに便利なことはもちろんのこと、シーンに合わせてベイユニットを差し替えて使うことができるので利便性がアップします。

性能や携帯性にくわえ、充実のインターフェース、タイピングのしやすさなど、モバイルノートとしての使いやすさにも優れたモデルといえます。

価格やクーポンなどの最新情報は、富士通の直販サイト「WEB MART」をチェックしてみてください。

 


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⇒ 『LIFEBOOK WS1/B1』 製品詳細
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