東芝『dynabook KIRA V83/W8M』2014夏WEBオリジナルモデルがアウトレットに登場!2015年春モデル『dynabook KIRA V83/PS』との性能差を検証する!

 


『dynabook KIRA V83/W8M』
 

『dynabook KIRA V83/PS』

東芝の直販サイト「東芝ダイレクト」のアウトレットコーナーに『dynabook KIRA V83/W8M』が登場しました!

『dynabook KIRA V83/W8M』は、2014年夏モデルでWEBオリジナルモデルです。

最新型の2015年春WEBオリジナルモデル『dynabook KIRA V83/PS』が発売されたことで旧型となりましたが、価格は、2014年夏モデルのほうがチョットだけ安いですね。

では、性能差はどの程度なのでしょう?スペック表に基づいて、比較・検証してみました。

 

早速、主なスペックの比較から。

項目 KIRA V83/W8M
2014年夏モデル
KIRA V83/PS
2015年春モデル
OS Windows 8.1 Update 64ビット Windows 8.1 Update 64ビット
CPU インテル Core i7-4510U プロセッサー インテル Core i7-5500U プロセッサー
メモリ 8GB(4GB+4GB)、PC3L-12800(DDR3L-1600)対応 SDRAM、デュアルチャネル対応 8GB(4GB+4GB)、PC3L-12800(DDR3L-1600)対応 SDRAM、デュアルチャネル対応
ストレージ 256GB SSD (Serial ATA対応) 256GB SSD (Serial ATA対応)
光学ドライブ なし なし
ディスプレイ タッチパネル付 13.3型ワイド(16:9)WQHD 軽量・高輝度 TFTカラー Clear Super View LED液晶(省電力LEDバックライト)2,560×1,440ドット タッチパネル付 13.3型ワイド(16:9)WQHD 軽量・高輝度 TFTカラー Clear Super View LED液晶(省電力LEDバックライト)2,560×1,440ドット
グラフィックス インテル HD グラフィックス4400 (CPUに内蔵) インテル HD グラフィックス5500 (CPUに内蔵)
ワイヤレス IEEE802.11a/b/g/n準拠、IEEE802.11ac準拠(Wi-Fi準拠、WPA/WPA2対応、WEP対応、AES対応、TKIP対応)、BluetoothワイヤレステクノロジーVer4.0 IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(Wi-Fi準拠、WPA/WPA2対応、128bit WEP対応、256bit AES対応、TKIP対応)、Bluetooth ワイヤレステクノロジーVer4.0
Webカメラ 有効画素数 約92万画素 有効画素数 約92万画素
バッテリー
駆動時間
約11.5時間(JEITA Ver2.0) 約13.0時間(JEITA Ver2.0)
本体サイズ(W×D×H) 約316.0×207.0×9.5~19.8mm 約316.0×207.0×9.5~19.8mm
本体質量 約1.35kg 約1.32kg
Office Microsoft Office Home and Business 2013 Microsoft Office Home and Business Premiumプラス Office 365 サービス
価格(税抜) 通常価格:195,000円(税込:210,600円)
会員価格:170,000円(税込:183,600円)
通常価格:205,000円(税込:221,400円)
会員価格:178,000円(税込:192,240円)

*価格は 2015年2月17日時点。(タイムセール中の会員価格です)

スペック表でピンク色の項目が異なっている部分です。

相違点を一つずつ見ていきたいと思います。

まず、CPU。
同じCore i7プロセッサを搭載していますが、2014年夏モデルは第4世代で、2015年春モデルは第5世代です。もちろん第5世代が新しく、パフォーマンスも多少は進化していますが、第5世代の大きな特徴としては、省電力化とグラフィックス性能の向上です。

次が、グラフィックス。
両方ともグラフィックスはCPU内蔵なので、さきほどのCPUの世代の進化によって、グラフィックスも進化したということです。具体的には、第5世代CPUのグラフィックスは3D性能のアップと動画変換の高速化が図られています。3Dゲームや素早い動きの映像に威力を発揮しそうです。

次は、ワイヤレス。
「WEP」と「AES」の対応で、2015年春モデルでは「128bit WEP対応」、「256bit AES対応」と掲載されていますが、bit数は無線通信を行う際の暗号鍵のサイズを表しています。Wi-Fiでルーターに接続するときのセキュリティに関係してくる数字でサイズが大きいほど鍵が複雑ということになります。2014年夏モデルでは、暗号鍵のサイズを表記していませんが、おそらくは2015年春モデルと同等だと思います。「WEP」と「AES」は以前からある技術なので。

次が、バッテリー駆動時間。
バッテリーの仕様は同じですが、先ほどのCPUの性能差が関係してきています。バッテリー駆動のトータル時間での差は、ほんのわずかですが。

次が、本体質量ですが、感覚的にはほぼ同じだと思います。

最後が、Officeソフト。
2015年春モデルには、Office Premiumが搭載されているので、このPCを使い続ける限りは、オフィスがバージョンアップしても、最新バージョンを無償で提供してもらえるメリットがあります。今後のオフィスバージョンアップ計画がどのようななっているかは今のところ不明ですが・・・。

あと、スペック表には掲載していませんでしたが、微々たるところで「消費電力」と「エネルギー消費効率」に違いがあります。2015年春モデルがほんのチョットだけ省エネPCだというところです。

管理人「NORIBO」が選ぶとしたら・・・ちょっと迷います。
トータルパフォーマンスはほとんど同じだと思いますが、グラフィックスとオフィスソフトで将来的に差が明確になる可能性はありそうです。価格差が税込でも8千円チョットなので、5年くらい使うことを考えれば、保険的な意味合いも含めて、2015年春モデルですかね。

まあ、素早い動きの3Dゲームをやらず、オフィスも2013でも問題ないなら、2014夏モデルでも充分満足できるモデルだと思います。価格差で浮いた予算を別な周辺機器の購入に充てるって考え方もアリですね。

2014年夏モデルの詳細はコチラ
dynabook KIRA V83/W8M Webオリジナル 型番:PV83-W8MKUSW
2015年春モデルの詳細はコチラ
dynabook KIRA V83/PS Webオリジナル 型番:PVB83PS-KHA

 

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